
ベタにマジックリーフはいる?いらない?正しい量を使えば最高の水になる理由とおすすめ商品
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「ベタにマジックリーフって本当に必要?」
「入れすぎるとダメって聞いたけど、どのくらいが正しいの?」
初めてベタを飼う人が必ず一度は悩むのが、この“マジックリーフ問題”。
ネットで調べると「いる派」と「いらない派」に分かれていて、結局どっちなの?と思ったことがある方も多いと思います。
僕自身、昔は「ただの葉っぱを入れるだけで何が変わるの?」と思っていました。でも、実際に使ってみてわかったんです。
👉 マジックリーフは、ベタの回復に良い!
この記事では、実際の飼育経験と、タイの養殖家の知恵をもとに、
- マジックリーフの効果
- 本当にあるデメリット
- 正しい使い方
そして僕が開発した「サカタのベタ|ベタ発酵水」がなぜ理想的なのかを、わかりやすく丁寧に解説します。
🌿 マジックリーフとは?ただの“葉っぱ”ではない
マジックリーフは、東南アジア原産の「ターミナリア・カタッパ」の葉です。ベタが国魚であるタイでは、古くから飼育水に使われてきました。
現地の養殖家に聞くと、「これは薬じゃない、水を生かす自然の葉だ」と言います。
水に入れると、葉からタンニンやフラボノイドが溶け出し、水が紅茶のような茶色に変わります。この色こそが「ブラックウォーター」と呼ばれるもので、ベタにとって最も自然で落ち着ける環境なんです。
🧬 マジックリーフの効果 — 科学的にも理にかなっている
マジックリーフを入れることで起きる変化は、見た目の色だけではありません。
実は、魚の健康・行動・免疫・発色にまで影響します。
① 抗菌・抗真菌作用
タンニンには、白カビや尾ぐされ病などの病原菌を抑える力があります。
薬のように“殺す”のではなく、病気になりにくい環境を作るのがポイントです。
② ストレス軽減
ブラックウォーターの穏やかな光の吸収効果で、ベタが過剰に反応したり、暴れたりするのを防ぎます。
人間で言えば、明るい蛍光灯からやわらかい間接照明に変わるような感覚です。
③ 水質を弱酸性に調整
水道水はpH7〜7.5ほどの中性〜弱アルカリ性。
マジックリーフを入れると、緩やかにpHが6.5前後になり、ベタ本来の生息環境に近づきます。
④ ヒレや粘膜を守る
マジックリーフのタンニンは、ベタの粘膜を保護する働きがあります。
特にヒレが裂けたときや、迎え入れ直後のストレス時に特に効果的です。
僕の水槽では、新しいベタを迎える際に必ず入れていますが、最初ヒレを閉じていた個体も、数日でピンと開くことが多いです。
⚖️ 「入れすぎると良くない」と言われる本当の理由
ここが誤解されやすいポイントです。
いくつかのサイトではマジックリーフのデメリットが書かれていますが、実際のところ、それらは極端な使用をした場合にしか起きません。
僕が長年使ってきた経験から言える“本当にあり得るデメリット”は以下の3つだけです。
① 水が濃くなりすぎて見た目が暗い
ブラックウォーターは紅茶のような色が理想。
しかし、葉を入れすぎると、まるでコーヒーのように濃くなり、ベタの様子が見えづらくなることがあります。
→ 対処法:新しい水で薄めればすぐ解消します。
② カビや腐敗の原因になる
葉をそのまま長期間放置すると、水中で分解が進み、白いカビや膜が出ることがあります。
→ 対処法:1〜2週間で新しい葉に交換すれば問題なし。
③ 水面に膜が張る
タンニンの濃度が高いと、水面に“油膜”のような膜が張ることがあります。
見た目は悪いですが、実害はほぼなし。水換え時に軽くすくえばOKです。
つまり、マジックリーフのデメリットは、簡単な管理次第で防げるんです。逆に、正しい量と交換サイクルを守れば、デメリットはゼロ。メリットしかありません。
🐠 「迎え入れ時」は必ず使ってほしい理由
ショップや通販から届いたベタは、一見元気そうに見えても、実は輸送ストレスでかなり疲れています。
水質の変化・温度差・振動などで、粘膜やヒレのダメージを負っていることも。
そのまま透明な水に入れると、刺激が強すぎて「ヒレが縮む」「動かない」「泡巣を作らない」といった症状が出ます。
そんなとき、マジックリーフ入りのブラックウォーターに入れてあげると、pHが自然に整い、抗菌成分がヒレを保護。数日でベタの行動が落ち着いて、泳ぎ方も柔らかくなります。
まさに“天然のリカバリーバス”です。
使い方は、水槽に入れるだけ。数日かけて徐々に抽出します。目安としては、マジックリーフ1枚=5〜10Lの水が最適です。大きめの葉なら半分でもOK。
💧 サカタのベタ|ベタ発酵水が理想的な理由
僕がマジックリーフの魅力を知ってからずっと思っていたのが、「タイの養殖家が使うような、いくつもの天然素材を使い、ベタにとって本当に良い水を再現できないか?」ということ。
その答えとして生まれたのが、
「サカタのベタ|ベタ発酵水(タイ式ファームレシピ)」
です。
🔹 5つの天然素材を“発酵ブレンド”
このベタ発酵水は、タイの養殖家が何十年もかけて築いた伝統的な水作りを、現代のアクアリウム環境に合わせて再構築したものです。
厳選した自然の素材を使い、適切な分量をティーバッグにブレンドし、有効成分を簡単に抽出できるように仕上げました。
使用している素材は、どれもマジックリーフだけでは再現できない絶妙な5つの組み合わせです。
①ターミナリア・カタッパの葉
まず中心となるのが、ターミナリア・カタッパの葉。
これは一般的なマジックリーフの原料でもあり、タンニンを豊富に含んでいます。このタンニンがベタのヒレや粘膜を保護し、水を弱酸性に整えてくれます。
でもそれだけでは足りません。そこで加えているのが、アカシア・カテチュー樹皮です。
②アカシア・カテチュー樹皮
これはマジックリーフよりも濃度の高いタンニンを含んでいて、pHをより安定させる働きがあるうえ、抗炎症作用にも優れています。
タイの養殖場では“病気を防ぐ木”とも呼ばれている素材です。
③ヤシの雄花
次に、ヤシの雄花。
これは水作りではあまり見かけない素材ですが、現地では昔から「魚の体力を回復させる植物」として知られています。
植物由来のフィトケミカルが豊富で、免疫力を上げ、魚を疲れにくくする効果があります。
④マンゴスチンの皮
そして、マンゴスチンの皮。
これは強力な抗菌・抗真菌作用を持ち、白カビや尾ぐされなどのトラブルを抑える天然の守り神です。
薬ではなく自然の力で病気を防ぐという、非常に理想的な成分です。
⑤天然岩塩
最後に、天然岩塩。
この成分があることで、水のミネラルバランスが整い、魚の浸透圧が安定し、ストレスをやわらげる効果があります。
ベタは体が繊細なので、こうしたミネラル補給が意外と大事なんです。
これら5つの素材が、お互いを補い合うように働くことで、マジックリーフ単体では絶対に出せない「整ったブラックウォーター」が完成します。
マジックリーフが“ひとつの葉の力”だとしたら、サカタのベタは“森全体の調和を再現した水”。
それが最大の違いです。
🔹 初心者でも失敗しない、誰でも簡単にブラックウォーターを作る
使い方はとても簡単です。
ティーバッグ1袋をカップに入れて熱湯を注ぎ、1時間ほど置くだけ。あとは常温まで冷まして水槽に入れるだけで、理想的なブラックウォーターが完成します。
目安は1袋3-5L。ですが、1日や一晩おいたりして抽出時間を伸ばせば、1袋10Lほどの水槽にも対応します。多頭飼いの場合も抽出した発酵水を分けて使用できます。
1袋同じ分量なので濃くなりすぎる心配もなく、毎回同じ品質で再現できます。また濃さ(抽出時間)の調整もできるという点も、この商品の強みです。
普通のマジックリーフは「葉の大きさ」「水量」「葉の状態」で濃度がバラバラになりがちですが、サカタのベタなら常に安定した濃度で、プロのファームと同じ水質が誰でも作れます。
詳しい使用方法は、YouTubeから確認できます。
🔹 今すぐ使ってほしい
迎え入れ直後のベタや、ヒレが痛んだ個体にこの発酵水を使うと、まず動きが穏やかになり、2〜3日で泡巣を作り始めます。発色も深くなり、赤や青の色艶がより濃く、美しく見えるようになります。
これはタンニンによる抗菌だけでなく、発酵によって生まれる天然成分が、体内環境まで整えてくれているから。
まさに「生きた葉のエキス」がそのまま魚に届くようなイメージです。
🔹 まとめ:マジックリーフよりも、一歩先の水を
マジックリーフも素晴らしい素材です。でも、それを超えるものを作りたかった。
サカタのベタは、タイの伝統と科学を融合させた“進化版ブラックウォーター”。初心者でも扱いやすく、ベタの本来の力を最短で引き出せます。
「マジックリーフを正しく使うのは難しそう」と感じた人も、「もっと自然で、でも安定した水を作りたい」と思う人にも、サカタのベタは間違いなくおすすめできます。
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