初心者のビオトープにおすすめの夏の植物・浮き草4選|僕が実際に使っている種類だけ紹介します

初心者のビオトープにおすすめの夏の植物・浮き草4選|僕が実際に使っている種類だけ紹介します

夏にビオトープを始めたいけれど、どんな植物や水草を入れればよいのか分からない。

初心者の方は、まずそこで迷うと思います。

ネットで調べると、たくさんの植物や水草が紹介されていますが、種類が多すぎて、結局どれを選べばよいのか分かりにくいですよね。

そこで今回は、僕が実際にビオトープで使っている植物・浮き草だけをご紹介します。

僕が現在よく使っているのは、次の4種類です。

  • 睡蓮
  • ホテイアオイ
  • アマゾンフロッグビット
  • サルビニア

どれも夏の屋外ビオトープで育てやすく、管理も比較的簡単です。直射日光も気にしなくても良く、枯れにくいので初心者におすすめです。

難しい水草レイアウトを作らなくても、この4種類を使うだけで、見た目もビオトープらしくなります。

特に初心者の方には、まず睡蓮を中心にして、そこへ浮き草を少し加える方法がおすすめです。


初心者に一番おすすめしたいのは睡蓮

初心者のビオトープにおすすめの植物のひとつが、睡蓮です。

僕も実際に、ビオトープでは睡蓮を頻繁に取り入れています。

睡蓮をおすすめする理由は、見た目がきれいなだけではありません。

葉が水面に広がることで、魚が過ごしやすい環境を作りやすくなるからです。

睡蓮の葉が日陰を作ってくれる

睡蓮の大きな特徴は、水面に葉が広がることです。

葉が水面を覆うことで、夏の強い直射日光をやわらげやすくなります。

特に庭やベランダなど、日当たりの良い場所にビオトープを置く場合は、日陰を作ってくれる植物があると管理しやすくなります。

小さな容器は水量が少ないため、直射日光が強く当たると水温が上がりやすくなります。

睡蓮の葉だけで水温上昇を完全に防げるわけではありませんが、水面に影を作る役割は期待できます。

ただし、真夏の強い直射日光が長時間当たる場所では、睡蓮があっても水温が上がりすぎることがあります。

水温計を使い、実際の水温を確認しながら置き場所を調整してください。

魚が身を隠して休める場所になる

睡蓮の葉の下は、魚が身を隠したり、休んだりしやすい場所になります。

メダカやベタが、葉の下や根元の近くで落ち着いている姿を見ることもあります。

屋外では、上から鳥や猫などに見つかる可能性もあります。

葉が水面に広がっていると、魚が視線から外れやすい場所を作れます。

ただし、睡蓮だけで外敵対策が完了するわけではありません。

必要に応じて、網やフタなども使用してください。

花が咲くと、とてもきれい

睡蓮の大きな魅力は、花が咲くことです。

葉だけでもビオトープらしい景観になりますが、花が咲くと一気に存在感が増します。

毎日ビオトープを見る楽しみも増えます。

水草としての機能だけでなく、見た目も重視したい方には、とてもおすすめです。

管理が比較的簡単

睡蓮は、鉢に植えた状態でビオトープへ入れれば、その後の管理は比較的簡単です。

基本的には、次のような管理を行います。

  • 古くなった葉を取り除く
  • 枯れた花を取り除く
  • 葉が増えすぎたら少し整理する
  • 水位が下がったら足し水する
  • 必要に応じて肥料を与える

古い葉や枯れた花を水中へ放置すると、分解される時に水を汚す原因になります。

枯れた部分を見つけたら取り除く程度の管理は必要です。

ただし、毎日細かく手入れしなければ育たない植物ではありません。

一度安定して成長し始めると、初心者でも管理しやすい植物だと思います。

根や鉢の周りは微生物が暮らす場所になる

睡蓮は水中に根を張り、鉢や土、葉、根などの表面が増えます。

こうした表面は、バクテリアや小さな生き物が付着して暮らす場所になります。

これは睡蓮だけに限った特徴ではなく、水草、石、流木、鉢など、水中にあるさまざまな物の表面で起こります。

睡蓮を入れれば水質が劇的に改善する、という意味ではありません。

ただし、根や鉢の周りを含めて、微生物が暮らせる場所を増やし、ビオトープらしい水中環境を作る助けにはなります。


ホテイアオイは根が長く、魚の隠れ場所を作りやすい

ホテイアオイも、僕が夏のビオトープでよく使っている浮き草です。

水面に浮かべるだけで使えるため、土に植える必要がありません。

管理も簡単で、日当たりの良い屋外では成長しやすい植物です。

長い根が魚や稚魚の隠れ場所になる

ホテイアオイは、水中へ長い根を伸ばします。

この根の間は、魚や稚魚が身を隠しやすい場所になります。

メダカやグッピーなどの稚魚がいるビオトープでは、根の周りへ集まっている様子を見ることもあります。

ベタも、浮き草の根や葉の下で休むことがあります。

水面に日陰を作りやすい

ホテイアオイの葉が水面に浮かぶことで、直射日光をやわらげる場所を作れます。

睡蓮と同じように、魚が落ち着ける影を作りやすい浮き草です。

ただし、増えすぎて水面全体を覆わないように注意してください。

水面を覆いすぎると、魚が水面へ出にくくなったり、水面と空気が触れる面積が減ったりします。

増えすぎたら間引くだけ

夏のホテイアオイは成長が早く、次々と増えることがあります。

基本的な管理は、増えすぎた株を取り除くことです。

枯れた葉や傷んだ根も、見つけたら取り除きます。

なお、ホテイアオイは繁殖力が強い植物です。

不要になっても、川、池、水路など自然の環境へ捨てないでください。

処分する時は、地域のルールに従って処分してください。


アマゾンフロッグビットは小型ビオトープにも使いやすい

アマゾンフロッグビットも、僕が実際に使っている浮き草です。

ホテイアオイよりも葉が小さく、小さめのビオトープにも取り入れやすいです。

水面に浮かべるだけなので、特別な植え付けは必要ありません。

小さな葉と根が見た目にもきれい

丸みのある葉が水面へ広がり、水中へ細い根を伸ばします。

浮き草らしい見た目で、睡蓮の周りへ少し浮かべるだけでも、自然な景観になります。

根の周りは魚が身を隠したり、小さな生き物が付着したりする場所にもなります。

日差しをやわらげる補助になる

アマゾンフロッグビットが水面に広がると、部分的に影を作れます。

睡蓮ほど大きな葉ではありませんが、複数の株が浮かぶことで、魚が休める場所を増やせます。

日当たりの良い庭やベランダのビオトープでも使いやすい浮き草です。

増えすぎたら取り除く

環境が合うと、アマゾンフロッグビットもよく増えます。

増えすぎた時は、必要な分だけ残して間引きます。

水面をすべて覆わないようにし、魚が水面へ出られる場所を残してください。

枯れた葉や傷んだ根は取り除きます。


サルビニアは小さな葉で水面を自然に覆える

サルビニアも、僕がビオトープでよく使っている浮き草です。

小さな葉が水面に浮かび、ビオトープらしい自然な雰囲気を作れます。

こちらも水面へ浮かべるだけで使用できます。

小型容器にも入れやすい

サルビニアは葉が小さいため、小型の容器にも入れやすいです。

睡蓮やホテイアオイのように大きな存在感はありませんが、水面の空いている場所へ加えると、自然な見た目になります。

管理は増えすぎた分を間引くこと

夏の屋外で環境が合うと、サルビニアも増えます。

基本的な管理は、増えすぎた株を取り除くことです。

枯れた部分があれば、水中へ沈んで分解される前に取り除きます。

サルビニアも、水面全体を覆いすぎないように管理してください。


僕がこの4種類を使っている理由

僕が睡蓮、ホテイアオイ、アマゾンフロッグビット、サルビニアを使っている理由は、共通しています。

  • 夏の屋外ビオトープで育てやすい
  • 日当たりの良い環境にも取り入れやすい
  • 管理が比較的簡単
  • 魚が身を隠せる場所を作りやすい
  • 水面に日陰を作りやすい
  • ビオトープらしい見た目になる
  • 睡蓮以外は水面に浮かべるだけで使える

水質改善だけを目的にして植物を選んでいるわけではありません。

僕が重視しているのは、管理のしやすさ、魚が過ごしやすい環境、そして見た目の良さです。

初心者の方は、難しい水草をたくさん入れるよりも、育てやすい植物を少ない種類から始めた方が管理しやすいと思います。


初心者は睡蓮を中心に、浮き草を少し加えるのがおすすめ

これからビオトープを始めるなら、まず睡蓮を一株入れるのがおすすめです。

睡蓮だけでも、葉が広がれば見た目が一気にビオトープらしくなります。

さらに、ホテイアオイ、アマゾンフロッグビット、サルビニアの中から、好みの浮き草を少し加えます。

最初から水面いっぱいに入れる必要はありません。

植物は成長して増えるため、少なめから始めた方が管理しやすいです。

おすすめの組み合わせは次のようなものです。

  • 睡蓮+ホテイアオイ
  • 睡蓮+アマゾンフロッグビット
  • 睡蓮+サルビニア
  • 睡蓮+複数の浮き草を少量ずつ

容器の大きさと植物の成長を見ながら、増えすぎた分を間引いてください。


植物や浮き草を入れる時の注意点

今回紹介した植物は管理しやすいですが、完全に何もしなくてよいわけではありません。

次の点には注意してください。

  • 水面を植物で完全に覆わない
  • 枯れた葉や根を放置しない
  • 増えすぎた浮き草は間引く
  • 水温が上がりすぎていないか確認する
  • 魚が水面へ出られる場所を残す
  • 不要な植物を川や池へ捨てない
  • 農薬が付着している可能性のある植物をそのまま入れない

特に購入したばかりの植物は、農薬や肥料が付着していないか注意が必要です。

観賞魚やエビがいるビオトープへ入れる前に、販売店へ確認するか、十分に処理された水生植物を選んでください。


水質改善を期待しすぎない

水草や浮き草を入れると、水中の栄養分を植物が利用したり、根や葉の表面に微生物が付着したりします。

そのため、水環境を作る助けにはなります。

ただし、植物を入れれば水換えが不要になるわけではありません。

魚の数が多い、餌を与えすぎる、枯れた葉を放置するなどの状態では、水質は悪化します。

植物は、水換えや掃除の代わりではありません。

水のにおい、濁り、魚の様子、底にたまった汚れを確認しながら、必要に応じて部分換水や掃除をしてください。


動画でも睡蓮について紹介しています

今回の記事で紹介した睡蓮については、YouTubeショート動画でも紹介しています。

睡蓮の葉が作る日陰、魚の隠れ場所、花の魅力、初心者におすすめする理由を短い動画で確認できます。


まとめ|初心者は睡蓮と育てやすい浮き草から始めよう

初心者のビオトープにおすすめしたい植物・浮き草は、次の4種類です。

  • 睡蓮
  • ホテイアオイ
  • アマゾンフロッグビット
  • サルビニア

中でも一番おすすめなのは睡蓮です。

葉が水面に広がることで、夏の強い日差しをやわらげやすく、魚が身を隠して休める場所も作れます。

花が咲けばとてもきれいで、ビオトープの主役にもなります。

さらに、根や鉢、葉の表面は、バクテリアや小さな生き物が付着して暮らす場所になります。

ホテイアオイ、アマゾンフロッグビット、サルビニアは、水面へ浮かべるだけで使いやすく、増えすぎた分を間引く程度で管理できます。

ビオトープを始めるからといって、何種類もの難しい水草をそろえる必要はありません。

まずは睡蓮を一株。

そこへ好みの浮き草を少し加えるだけでも、十分にビオトープらしい景色になります。

僕が実際に使っている植物を参考に、自分の庭やベランダに合ったビオトープを楽しんでみてください。

ブログに戻る