
【ベタに塩はいる?いらない?】初心者が失敗しないおすすめの天然塩のベタ商品
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「ベタの水に塩を入れると良いって聞いたけど、本当?」
「でも、塩って魚に悪そうだし、入れすぎたら怖い…」
そんなふうに悩んでいる初心者の方、たくさんいると思います。
実際にSNSやネットでも、「塩を入れた方がいい派」と「入れない方がいい派」に分かれていて、どっちが正しいのかわからなくなりますよね。
でも大丈夫です。
この記事では、“ベタに塩を入れるべきかどうか”の本当の話と、失敗しない塩の使い方・選び方を、初心者にもわかりやすく解説します。
🐠 そもそも「ベタに塩」は必要なの?
結論から言うと、
「状況によっては必要!でも常に入れる必要はない」
です。
つまり、万能の正解ではなく、目的に合わせて使うもの。
たとえばこんなときに、塩が力を発揮します👇
状況 | 効果 |
---|---|
・新しくベタを迎え入れたとき→ | 水質変化によるストレス軽減 |
・ヒレがボロボロになったとき→ | 抗菌・傷の回復サポート |
・元気がなく、底でじっとしているとき→ | 浸透圧の調整で体調回復 |
・白点病や軽い感染症の初期症状→ | 細菌・寄生虫の抑制効果 |
一方、普段の健康維持目的でずっと塩を入れ続ける必要はありません。使いどころを見極めれば、ベタの健康管理にとても心強い味方になります。
🧂 塩の仕組み:なぜ魚に効くの?
塩の主な効果は3つあります。
① 浸透圧を整えて体調を安定させる
魚の体は、常に「水と体内の塩分バランス」を保とうとしています。でも、水換えや輸送などで急に環境が変わると、このバランスが崩れ、体が疲れてしまうんです。
塩を少し入れてあげることで、水の塩分濃度が体内に近くなり、ベタの負担が軽くなります。つまり、水のショックを和らげる天然のバリアになるのです。
② 抗菌・殺菌効果
塩分濃度を少し上げると、水中の細菌やカビの繁殖を抑えることができます。特に、ヒレが裂けたり、白カビのような症状が出たときには、塩が自然な抗菌剤として働いてくれます。
ただし、濃度が高すぎると逆に魚の体にも負担がかかるため、「適量」が大切です(後で詳しく説明します)。
③ ストレス軽減と回復サポート
塩には、筋肉の動きを助け、体内の水分バランスを安定させる作用もあります。そのため、体力が落ちたときや食欲がないときに使うと効果的。
人で言えば「スポーツドリンクで体を整えるようなイメージ」です。
⚠️ 塩を使うときの注意点
「じゃあ入れればいいんだ!」と焦って入れるのはNGです。塩の使い方を間違えると、逆に体調を崩してしまうこともあります。
① 濃度を守ること
ベタに適した塩分濃度は、0.3〜0.5%(水1リットルに対して3〜5g)です。
これ以上濃いと、エラに負担がかかったり、ヒレの粘膜を傷つけることがあります。
-
軽い体調不良や受け入れ時 → 0.3%
-
ヒレの裂け・白カビ予防 → 0.5%
必ず塩を計量して入れるようにしましょう。
② 「塩抜き」を忘れない
長期間入れ続けると、体が慣れてしまい、塩の効果が薄れます。回復が見られたら、徐々に塩分を抜いていくのがベストです。
たとえば、2〜3日に1回1/3ずつ水換えをして、徐々に塩濃度を下げていくと良いです。
③ 精製塩はNG!
これが一番大事なポイント。
「食卓塩」や「精製塩」は絶対に使ってはいけません。
なぜなら、それらは人工的に精製された塩化ナトリウムで、マグネシウム・カルシウム・カリウムなどのミネラルが取り除かれているからです。
魚にとって必要なのは「ナトリウム」だけではなく、微量ミネラルを含んだ天然塩です。
精製塩を使うと、むしろ水質が不安定になったり、ヒレが痛む原因になることもあります。
🧂 どんな塩を選べばいいの?
ベタに最も適しているのは、天然由来の無添加塩(岩塩や海塩)です。
中でもおすすめは次の2種類。
岩塩(ロックソルト)
地下で自然に生成された塩で、ナトリウムとミネラルのバランスが非常に良いです。
不純物が少なく、水槽にも溶けやすいのが特徴。ベタの体内バランスを保ちながら、水質をやさしく整えます。
天日海塩
海水を太陽と風で自然乾燥させた塩。ミネラルが豊富で、軽い抗菌作用があります。
ただし、にがり成分(マグネシウム)が多すぎる製品は、魚に刺激が強いこともあるので注意。
🌿 塩とブラックウォーターの相性
塩だけでも効果はありますが、ブラックウォーターと組み合わせることでさらに相乗効果が生まれます。
ブラックウォーター(カタッパリーフなどに含まれるタンニン)は、抗菌・抗炎症作用があり、塩の働きを自然にサポートします。
この2つを一緒に使うと、
-
塩 → 浸透圧を整える・回復をサポート
-
タンニン → 抗菌・炎症を抑える
というダブルの癒し効果が生まれるんです。
💧 サカタのベタ|ベタ発酵水(タイ式ファームレシピ)
実は、この「サカタのベタ」発酵リーフパックには、天然岩塩が最適な量でブレンドされています。
原料 | 主な成分 | 効果 |
---|---|---|
・ターミナリア・カタッパの葉 | タンニン | 抗菌・抗炎症、ヒレの傷の回復 |
・アカシア・カテチュー樹皮 |
高濃度タンニン | 水を弱酸性に保つ |
・ヤシの雄花 |
フィトケミカル | 免疫力と体力の維持 |
・マンゴスチンの皮 | 抗菌・抗真菌成分 | 白カビ・尾ぐされ病の予防 |
・天然岩塩 | ミネラル | 浸透圧を整え、ストレスを緩和 |
つまり、塩の力とブラックウォーターの力を1つにまとめたのがこの製品なんです。
ティーバッグをお湯に浸して抽出し、水槽に加えるだけ。複雑な塩加減や計量の失敗もなく、「ベタが弱った」、「受け入れ後に調子が悪い」ときの回復サポートに最適です。
🪞 こんなときに使ってみよう
-
新しくベタを迎えたとき(環境変化のショック対策)
-
ヒレがボロボロになってきたとき
-
水換え直後に元気がないとき
-
尾ぐされ・白カビの初期症状が見られたとき
使って数日で泡巣を作ったり、ヒレの立ちが良くなるケースも多く、自然の力でゆっくり回復していくのを感じられます。
🧭 まとめ:塩は「使い方」と「質」で結果が変わる
ベタに塩を入れるかどうかは、その時の状態と目的次第。
でも一つ言えるのは、
「正しい塩」
「正しい量」
「正しいタイミング」
で使えば、塩はベタの健康を支える強い味方になるということ。
そして、自然の岩塩と植物成分をバランスよく取り入れた「サカタのベタ|ベタ発酵水」なら、塩の効果を最大限に活かしながら、水質も安定して維持することができます。
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