マジックリーフとサカタのベタを熱湯抽出|ブラックウォーターの濃さとベタの泡巣

マジックリーフとサカタのベタを熱湯抽出|ブラックウォーターの濃さとベタの泡巣

ブラックウォーターを作る方法としてよく使われるのが「マジックリーフ(カタッパの葉)」。一方で、最近は複数の天然素材をブレンドしたブラックウォーター用ティーバッグも増えてきました。

今回は、マジックリーフ単体サカタのベタ(ブレンドティーバッグ)を、 同じ条件で熱湯抽出し、実際に水槽で比較してみました。

比較したのは、

・ブラックウォーターの「色の濃さ」
・ベタを入れた翌日の「泡巣の様子」

です。

今回の比較方法

実験条件はできるだけ同じになるように揃えました。

  • 抽出方法:熱湯150ml
  • 抽出時間:2時間
  • 使用水槽:3リットル水槽 × 2本

一方の水槽には、マジックリーフを使用。 もう一方の水槽には、サカタのベタのティーバッグを使用しました。

それぞれを2時間抽出した後、抽出液を3リットルの水槽に入れ、ブラックウォーターを作成。その後、同条件でオスのベタをそれぞれの水槽に入れました。

抽出後のブラックウォーターの色の違い

まずは、抽出液を水槽に入れた直後の見た目の違いです。

マジックリーフを使用した水槽は、やさしい茶色で「自然なブラックウォーター」といった印象。 十分に雰囲気はありますが、色味としてはやや薄めです。

一方、サカタのベタを使用した水槽は、明らかに色が濃く、 短時間抽出でもしっかりブラックウォーターになっていることが分かりました。

同じ抽出時間・同じ水量でここまで差が出るのは、 使われている素材の違いによるものだと考えられます。

翌日の泡巣の様子を比較

次に注目したのが、ベタを入れた翌日の泡巣の状態です。

マジックリーフの水槽(右側)でも泡巣は確認できましたが、 量はほとんどなく、水面にほんの少し作られている程度でした。

一方、サカタのベタを使用した水槽(左側)では、 明らかに泡巣の量が多く、しっかりとした泡巣が作られていました。

泡巣は繁殖行動の一部であり、ベタが落ち着いている状態で見られやすい行動です。 もちろん個体差はありますが、 ベタに最適で馴染みやすい水であった可能性は十分に考えられます。

なぜサカタのベタの方が濃くなったのか

サカタのベタは、マジックリーフ単体ではなく、 複数の天然素材をブレンドしたブラックウォーター用ティーバッグです。

  • カタッパの葉(マジックリーフ)
  • アカシア・カテチュー樹皮
  • ヤシの雄花
  • マンゴスチンの皮

これらの素材から抽出される成分が合わさることで、 短時間でも色が出やすく、ベタに最適な落ち着いた水環境を作りやすいのが特徴です。

単一素材ではなく、複数の植物由来成分が合わさることで、 ブラックウォーターとしての「厚み」が出ていると言えます。

ベタの体調管理という視点で見ると

今回の比較で感じたのは、 ブラックウォーターの「作りやすさ」と「安定感」です。

マジックリーフは自然でシンプルな方法ですが、 色の出方や濃さにはばらつきが出やすいのも事実。

一方、サカタのベタはティーバッグ式で、 抽出時間によって濃さをコントロールしやすく、 再現性のあるブラックウォーターを作りやすいと感じました。

特に、迎え入れ直後のベタや、 環境変化に敏感な個体、繁殖前後の管理などでは、 安定した水環境を用意しやすい点は大きなメリットです。

まとめ

今回の比較では、同じ条件で抽出した場合、 サカタのベタの方がブラックウォーターの色が濃く、 ベタの行動としても泡巣が多く確認できました。

もちろん、マジックリーフにも良さはありますが、

「短時間でしっかりブラックウォーターを作りたい」

「ベタに最適な環境を用意したい」

という場合には、 サカタのベタは非常に扱いやすくおすすめです。

ブラックウォーターを取り入れてみたい方は、 ぜひ参考にしてみてください。

今回の比較動画はこちら

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